【厚生消防委員会】保険証は全ての被保険者に

2017年04月27日(木)21:44

今日、厚生消防委員会が行われました。今回は、市が進めようとしている「市立右京保育園」の民営化に反対する旨の請願についても審査が行われています。

 

 

請願について

委員会で最初の審査という事で、紹介議員から請願の趣旨説明が行われ、その後質疑が行われます。私は、民営化の方針が出る間での経緯、請願で指摘されている保育の質の低下について奈良市がどのように考えているのかを聞きました。奈良市は、「民間にできることは民間に」「保護者の多様なニーズに応えるために」と民営化方針の理由を述べています。

 

しかし、保護者のニーズに応えるのに民営化が必要という奈良市の説明は理解できません。とにかく民営化を推し進めようとする仲川市政の方針が色濃く示されたと感じました。委員会後、請願を出された方が控室に来られ短時間ですがお話しもさせて頂きました。運動をされている保護者のみなさんが、安心できる保育を守る為に、公立保育園を守っていきたいと強く願っておられることが強く伝わってきます。この奈良市の公的保育を守っていくためにも、がんばっておられる市民のみなさんと連帯して、引き続きがんばりたいと思います。

 

請願第25号 幼保再編計画における右京保育園の民営化計画の凍結を求める請願書【PDF】

 

保険証の「留め置き」なくせ

前回の3月議会で、奈良市での国民健康保険証の「留め置き」問題について質問しましたが、今回は、より具体的にその内容を聞きました。払いたくても払うことができず保険料が滞納になってしまっている被保険者に対して、奈良市は通常よりも期間が短い短期証を発行しています。さらに、短期証の有効期間(3ヶ月)の内に、保険料を入金できなければ次の保険証を送付しないという対応を行っています。保険証が手元になければ病院で全額自己負担となることから、事実上、「医療の取り上げ」になっています。

 

ある医療関係者の方からお聞きした例ですが、「ある緊急に医療が必要な患者さんが病院に来たときに保険証がないことが発覚、すぐに市の担当課窓口へ行き保険証を発行することを求めた。窓口で対応した職員は、滞納の保険料を払わない限り保険証は出せないと追い返した。すぐにも治療が必要な患者さんは、借金をして資金を調達、保険証を入手する事ができた」というものでした。命の危険が迫る人に対しても保険証を出さず病院に行かせないという対応が、この奈良市で行われていたということに、私は大変な衝撃を受けました。

 

今回の質問への答弁で、短期証が発行されている2770世帯中、3分の1にあたる913世帯に対しては、有効期限経過後には保険証が発行されていない事が明らかとなりました。これらの世帯は最長で9ヶ月間、保険証がないことになります。これはまさに事実上の「留め置き」(奈良市は8月に全被保険者に対して短期証、資格証含め保険証を送付するので国基準の留め置きではない)です。

 

しかし、保険料が経済的や身体的など「やむを得ない事情」で滞納になってしまっている世帯に対しては、保険証を渡さないという、制裁的な対応ではなく、丁寧に実情を聞き、生活保護など生計の再建に向けた支援が必要と考えます。答弁で奈良市も「必要なら保護課に案内するなど連携する」と答えています。今後、奈良市から保険証の留め置きがなくなり、誰でも必要な医療が保証される、生存権が守られる奈良市制となるよう引き続き取り組んでいきます。

カテゴリー:議会


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